Firefox の CookieCuller で受け入れ拒否に設定したサイトの取り消し方法

Firefox の cookie を管理しやすくしてくれるアドオンのひとつに CookieCuller というものがあります。個別に cookie の保護や削除をしたり、受け入れの拒否設定などを簡単に行えるシンプルなアドオンです。

シンプルであるがゆえに直感的に使うことができるのですが、受け入れを拒否した設定の取り消し方法が分からない。拒否すべきではないサイトに対して、操作ミスで拒否設定をしてしまったところ、拒否された cookie の発行元のサイトにログインできなくなってしまいました。

目次
  1. 環境
  2. 拒否設定の取り消し方法
    1. 手順
  3. 操作ミスの原因

環境

拒否設定の取り消し方法

結論から書くと、ブラウザのオプションから取り消しができます。アドオンからは設定できません。

手順

ツールメニューなどからオプション画面を開き、「プライバシー」タブに移動します。

「履歴」の項目にあるプルダウンから「記憶させる履歴を詳細設定する」を選択します。

「履歴」の項目が変わります。「サイトから送られてきた Cookie を保存する」の右側にある「例外サイト」をクリックします。

「Cookie フィルタ」が立ち上がります。CookieCuller で受け入れを拒否したサイトはここに登録されています。削除すると取り消し完了です。

操作ミスの原因

これが CookieCuller の操作画面です。

「Cookie を削除したサイトからの Cookie は今後も受け入れない」のチェックボックスをオンにすると、オフにするまでその通りの振る舞いになります。受け入れ拒否されたサイト情報がブラウザの「Cookie フィルタ」送りになっていることは、上の手順で見た通りです。

このチェックボックスのチェックの有効範囲は、ボックスやその周辺だけではなくテキスト部分まで含まれます。このユーザビリティが操作ミスを生み出しました。テキストのすぐ上には削除ボタン、すぐ下には OK ボタンが配置されていることもあって、クリックし損なった時にチェックが入り、そのまま OK してしまったというわけです。

今日学んだこと

CookieCuller の受け入れ拒否設定の取り消しはブラウザの標準機能から行う。