Amazonアソシエイトの審査落ちから通過するまで

Amazonアソシエイトプログラムの審査にようやく合格できました。新たに作成したウェブサイトに使用したいと思って利用サイトの追加申請をしていたのですが、審査ではねられていました。どうして受からなかったのか、そしてどのようにした結果受かることができたのか。審査落ちで悩んでいるどなたかの参考になれば幸いです。

目次
  1. 申請サイトとアカウント
    1. 申請サイト
    2. 申請アカウント
  2. 審査落ちから通過まで
    1. 初めての審査落ち
    2. 再び審査落ち
    3. 別サイトを申請してみた
    4. 改善して申請
    5. 審査通過
  3. 審査員の挙動
  4. まとめ

申請サイトとアカウント

審査はサイトはもちろんのこと、申請アカウントもその対象となるという話を耳にします。以下は、最初に申請した時点でのそれぞれのデータです。

申請サイト

オフライン環境でサイトをある程度作成してから一気に公開しています。そのため、記事の日付が古くても実際の運営期間は 1 日のみというできたてほやほやのサイトです。

申請アカウント

Amazonアソシエイトのアカウントは登録済み。つまり、既に審査に受かっている別のサイトがあり、今回はそれとは別の新たなサイトを追加申請するといった状況です。

審査落ちから通過まで

アソシエイトには既に登録済みと書きましたが、これは 2008 年 9 月のこと。現在では審査の基準が変わっていて、当時よりもずっと厳しくなっている模様。

初めての審査落ち

アソシエイトサイト上のフォームから追加申請をした約 30 分後、審査結果を告げるメールが届きました。

Amazon.co.jpアソシエイト・プログラムにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

このたびご連絡いただきましたURLを確認させていただきました。

http://example.com/

誠に申し訳ございませんが、承認致しかねますことをご了承くださいますようお願いいたします。

アソシエイト・プログラムをご利用いただき、ありがとうございます。

Amazon.co.jp カスタマーサービス アソシエイト・プログラムスタッフ
ご利用ありがとうございました。

簡単に受かるものだと思っていたので驚きました。もっと言うと、この時は審査落ちがあることすら知りませんでした。

再び審査落ち

色々と情報を集めてみると、アカウントに問題がある場合は審査に通らないのだという。そこで、あらためて登録情報を見直したところ、アカウントに登録してある住所が引越し前の情報で、購入時に配送先に指定している住所と異なっていました。これだ。正しい情報に修正して再び申請しました。

約 1 時間後、「承認致しかねます」メールが届きました。

別サイトを申請してみた

アカウント的には何ら問題がなく、申請サイトだけの問題? そう疑問に思った時に考えついたのは、このサイト『けふまな』を試しに申請してみようということ。ここならサイト的に申し分ないでしょう。審査に通ればサイトの問題だとはっきりします。

Amazon.co.jpアソシエイト・プログラムにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

このたびのご依頼通り、お知らせいただいたhttp://kefumana.net/について通常のサイト審査をさせていただき、無事承認となりましたので、既存のアソシエイトID:******-22の登録サイトに追加をいたしました。

あっさり通過しました。

改善して申請

申請サイトを見直しました。問題がありそうなのは、記事のテキスト量が乏しいこと。最も古い記事の日付が浅いこと。運営期間が短いこと。このあたりでしょうか。もちろん、実際に問題となっているかどうかは分かりませんし、複合的に問題を抱えているのかもしれません。

とりあえず、トップページのテキスト量を増やすことにしました。というのも、アクセスログを調べてみたところ、2 回目の審査落ちの際の amazon からのアクセスは、トップページを一瞥しただけだったからです。

本来は個別記事に書くべき内容を、それも 1,500 文字程に増量させて、トップページにどーんと掲載して申請しました。

審査通過

夜遅くに申請したためでしょう、連絡が来たのは翌日 10 時 30 分頃でした。

Amazon.co.jpアソシエイト・プログラムにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

このたびのご依頼通り、お知らせいただいたhttp://example.com/について通常のサイト審査をさせていただき、無事承認となりましたので、既存のアソシエイトID:******-22の登録サイトに追加をいたしました。

無事通過しました! 後は、アカウントにサイト情報を追加することで Amazonアソシエイトを利用できます。

審査員の挙動

トップページだけを amazon は一瞥したと上で書きましたが、常にそうだというわけではありません。申請サイトのアクセスログから今回の審査員の挙動を辿ってみました。

審査 1 度目
トップページから入り、そこからリンクしている記事 7 件に移動。初回アクセスから最後のアクセスまでの時間は 2 分。その 1 分後に審査結果メール着信。
審査 2 度目
トップページのみの閲覧。35 分後にメール。
『けふまな』の審査
トップページから入り、そこからリンクしている最新記事 1 件に移動。時間は 1 分。1 分 30 秒後にメール。
審査 3 度目
トップページから入り、個別記事ではなく次のページへ移動。その間わずか 1 秒。1 分後にメール。

まとめ

審査落ちしていた理由は、サイトの内容が乏しかった (と審査員に判断された) からだと思う。運営期間が表面上 40 日でも大丈夫でした。とにかくコンテンツをある程度充実させてから申請したいところです。

また、トップページひとつをもって「承認いたしかねます」にされることもあるため、トップはボリュームを出しておくのが良さそうです。

今日学んだこと

Amazonアソシエイトの審査基準が昔より厳しくなっていたこと。