CASIO の電波置時計 DQD-700J-8JF はアラーム時刻を 2 つ設定できて便利
目を閉じたまま、ベッドを転がり、上から叩くようにしてアラームを止めるのが公式フォームです。2 つのアラーム時刻が設定できる CASIO の目覚まし時計を購入しました。
これまではスマートフォンのアプリを使っていましたが、止める時煩わしいわバッテリー減るわで残念な朝を迎えていました。目覚まし時計を使うのはいつ以来だろう? もっと早く買っておけば良かった。
購入した置時計
購入したのは、CASIO の DQD-700J-8JF というモデル。同社の電波時計ブランド wave ceptor の商品です。実売 1,000 円前後で販売されていますが、機能十分。コストパフォーマンスに優れた電波式の置時計です。
これに決めたポイント
- アラームを 2 つの時刻に設定できる
- アラームの発動周期を毎日・平日・土日の中から選択できる
- 画面が大きい
特に、2 つのアラーム時刻というのが使い勝手良さそう。
スペック
Amazon お馴染みの過剰包装をご覧ください。本体は高さ 89mm x 幅 92mm x 奥行 60mm で、机の上に丁度良いコンパクトサイズです。
アラームのセットなど、諸々の設定は液晶画面下に配置されているボタンから行います。画面には、温度・湿度・快適度なんかも表示されます。
両サイドのスライドスイッチで、2 つのアラームのオンオフとスヌーズを設定します。上部には「スヌーズ/ライト」ボタンが配置。
アラームが鳴っている時に「スヌーズ/ライト」ボタンを押すと音が止まります (スヌーズは解除されません)。また、液晶画面の背景が約 5 秒間オレンジ色に点灯します。とても見やすい。
単 3 型乾電池 2 本で駆動します。付属していました。電池の格納スペースは底部にあります。
電波の受信について
取扱説明書によると、電波時計とは「正確な時刻情報 [日本標準時] をのせた長波標準電波 (JJY) を受信することにより、正しい時刻を表示する時計」のこと。電波の受信設定をしておけば自動的に誤差を修正してくれます。
その標準電波は、福島県の大鷹鳥谷山にある「おおたかどや山標準電波送信所」と、佐賀県と福岡県との境にある羽金山の「はがね山標準電波送信所」の電波塔から送信されていて、この 2 箇所で日本全国をほぼカバーできているのだそうです。
受信に失敗する
私は東京に住んでいるので福島の方に向けて受信すればいい。……はずなのですが、受信に成功しない。建物の中など障害物があると電波を受けにくいとのことなので、窓際に置いてみたけれど駄目。何度試しても駄目でした。
電波受信機能自体をオフにして、手動で時刻を調整することにしました。
受信できるようになった
追記。その後、電波を受信できるようになりました。受信成功すると、秒表示上部にアンテナマークが表示されます。
失敗する時もありますが、ほとんどの場合成功しています。窓際に置いたり電波塔に向けたりしなくても大丈夫。どうやら天候にかなり左右されるらしく、曇りや雨の日はよく失敗しています。快晴なのに駄目だという時は、向こうの空模様が芳しくないのかもしれない。
使ってみた感想
DQD-700J-8JF は、総じてコストパフォーマンスに優れた置時計だと思います。
気に入った点
私は 2 つのアラームを起床用とその他用として使い分けています。出かける用がある時や昼寝する時に、起床用の設定はそのままに別の時刻をセットできるのが便利です。
液晶も見やすく、普通の置時計としての役割も存分に果たしてくれます。
気になった点
アラーム音はもっと小さい方が良かった。音量調整はできません。パッと目が覚めるのは良いのですが、結構びっくりします。
それから、電池交換時に設定がリセットされてしまうことには注意が必要だと思いました。設定は引き継がれない。再び 2 つのアラーム時刻その他を設定しなければなりません。電池残量が少なくなると、リセットされたりされなかったりになると思うので、新しい電池にさっさと交換しましょう。
今日学んだこと
目覚まし時計のアラームは、時刻を 2 つ設定できるとすごく便利になる。