FUSION IP-Phone SMART を申し込んで公開用電話番号にした
プライベートとその他とでメールアドレスを分けるように、電話番号も使い分けたいと前々から考えていました。基本的にはメールでやり取りをしたい。でも電話番号を伝えなければいけない。そのような状況に利用できる公開用電話番号が欲しかった。
そんな私にぴったりのサービスがありました。
無料で 050 番号を利用できる
「FUSION IP-Phone SMART」は、050 番号を無料で獲得できる IP 電話サービスです。
初期費用・基本料・留守電使用料はすべて無料。契約にはクレジットカードかデビットカードが必要になりますが、公開用に使う電話番号を所有したいという私の用途からすると、ほぼ無料で 050 番号を運用していくことができそうです。
留守番電話サービス
便利そうだと思ったのは、無料で利用できる留守電サービス。これは、留守番電話設定をしておくことで、WAV 形式でデータ化された録音メッセージをメールに添付して送信してくれるというもの。公式サイトのマイページからもメッセージファイルを取得できます。
そのマイページでは、呼び出し時間・着信メールの送信・録音メッセージの添付・添付後のファイル削除など、留守番電話機能を細かく設定することが可能です。
申し込み方法
ということで、早速申し込んでみました。
IP-Phone SMART の契約手続きは公式サイト上から行います。用意するのはクレジットカードあるいはデビットカードだけ。書類の送付は不要。オンラインのみで手続きを完結できます。
契約手順
公式サイト右上部にある「お申し込みはこちら」をクリックします。
注意事項に目を通したら、最下部の「申し込みフォームへ」をクリックします。
仮登録するためのフォームが表示されます。メールアドレスと、画像表示されている文字列を入力して「メール登録」をクリックします。
仮登録留意事項に目を通したら、「同意します」ボタンにチェックを入れ、「メール登録完了」をクリックします。
これで仮登録完了です。
入力したメールアドレスに「【重要】FUSION IP-Phone SMART仮登録のお知らせ」という件名のメールが送られてきます。メールに従い、文中のリンクをクリックして本登録を始めます。
個人情報の取り扱いや、申し込みの条件となるサービス利用の説明などが書かれている利用規約ページが表示されます。内容を確認したら、2 箇所ある「同意します」ボタンにチェックを入れ、「規約に同意し、登録を続ける」をクリックします。
情報入力フォームが表示されます。住所氏名電話番号他、ログインパスワードやカード情報などもここで入力します。必要項目を埋めたら「入力情報確認」をクリックし、間違いがないことを確認して登録します。
これで本登録も完了です。トップページからログインして、050 番号や登録内容をマイページで確認してください。
完了後、050 番号の着信が有効になるまでには最長で 1 時間かかります。私の場合、設定ページには 30 分後に入れるようになりました。
注意点
無料で 050 番号がもらえる IP-Phone SMART ですが、注意したい点があります。
無料利用の継続
無課金での利用を続けていると契約を解除される可能性があるそうです。ヘルプには次のように書かれています。
長期間利用がない場合、自動的に解約されるのですか?
12か月間利用料の請求を行うことがない場合、サービス契約を解除することがあります。
また、「フュージョン・コミュニケーションズに割り当てられた050番号の枠が足りなくなるのでは」というインタビュアーの問いに対し、担当者が次のように回答しています。
そこは調整しながらやっています。常に在庫の番号数を確認し、ほかのサービスや次の追加タイミングを見ながら、調整しています。
規約では、12カ月請求がなかったお客様に関しては、解約扱いになると規定しています。このことについて、たまにお問い合わせをいただくのですが、解約の実施については、お客様の利用状況を見ながら時間をかけて基準を再検討しようかな、と考えています。
これは 2013 年 9 月の記事ですが、現在も仕様に変わりはないみたい。したがって、公開用電話番号としてのみ使う場合は、電話をかけるなり転送設定をするなりして、年に 1 回は意図的に料金を発生させる必要があります。
再登録時のクレジットカード
上記の件でサービスを解除された、あるいは自発的に解約を行ったとしても、再び契約することは可能です。ただし、申し込み時の注意事項にも書かれているように、以前登録していたクレジットカードを再度登録する場合には、手数料として 500 円が請求されます。
関連リンク
今日学んだこと
公開用電話番号に FUSION IP-Phone SMART が利用できるということ。無課金での運用時には解約の件を忘れずに。