好きな番号を設定できるダイヤル錠「SLE-5L eセキュリティ」に鍵を交換

郵便受けの鍵を交換しました。新たに購入したのは、以前使っていたものと同じく、番号を自分で設定できるタイプのダイヤル錠。パソコン周辺機器コーナーで売られているサンワサプライの「SLE-5L eセキュリティ」という製品です。

買い換えた理由

先日、郵便受けを開けようとした時に鍵が外れないということがありました。番号は合っているのに開かない。指示線に丁寧に番号を合わせ、シャックルをそっと引き抜こうとしても駄目。想像したくないけれど、ただちに想像できたのは、番号が変わってしまっているということでした。犯人も分かりました。

ダイヤルを合わせ、鍵を外し、それを手に持ちつつ、郵便受けを開き、郵便物を取り出し、郵便受けを閉じ、鍵をはめ、ダイヤルを回す……これが犯行の一部始終でしょう。一連の作業の最中に、意図せず番号を設定してしまったというわけです。

その鍵は 100 均で買った 3 桁のダイヤル錠でした。これです。

ロック状態と反対の位置にシャックルを向け、それを押し込んだ状態でダイヤルを回すと番号が設定できる仕組みです。あらためて確認すると、押し込むといってもこれがかなり緩くて、さほど力を入れなくても設定できる状態になっていました。

3 桁だから 1,000 通りで 1 秒に 3 つ試せるとして 333 秒だから最長約 5 分 30 秒……などと思いながら、結局番号総当たりで開錠しました。通報されなくてよかった。

番号設定式のダイヤル錠はもうやめようと心に固く誓いました。

SLE-5L eセキュリティ

なのに、またしても番号設定式のダイヤル錠を購入してしまう。レビューをみる限り、サンワサプライの「SLE-5L eセキュリティ」は、ダイヤルが回ってしまうようなことはなさそうだったからです。

それと、ダイヤル錠の中には、シャックルを引っ張りながらダイヤルを回すとその手応えで番号が判明してしまうものがあるのですが、この鍵はその点も大丈夫な様子。

ダイヤルの回転もぬるぬるしすぎず、適度な抵抗があって番号を合わせやすい。手頃な価格も含めて気に入りました。

説明図の誤り

機能的には問題ないのですが、説明図にはおかしなところがありました。

「図 3」は明らかに間違っています。実際に番号を設定しようと試みると、シャックルは 1 ~ 2mm 程度しか押し込まれません。ぎゅうっとしてこのくらい。

でもこれが正しい状態です。この時にダイヤルを回せば番号をきちんと設定できます。図の通りにざっくり押し込もうとすると指を痛めることになるでしょう。

今日学んだこと

分かりやすくするための図説が混乱を招くケースがあるということ。

参考

Amazon.co.jp でベストセラー商品になっていました。